投資歴6年
コールセンター歴15年
37歳で会社を退職
現在は配当金で生活
この記事では「年収300万円の30代フリーターが投資を始めFIREを達成した道のり」を紹介します。
まずは2022年2月時点の資産をご覧ください。
投資を始めてから約4年で資産3000万円を達成しました。
金額だけを見ると大きな金額ですし、私自身もいまだに実感が湧いていない部分もあります。
しかし、投資を始めた頃は投資についての知識はゼロ、学歴もなくバイトの収入だけで達成しているので「やる気」があれば誰でも実現は可能です。
では、どのようにして3000万円の資産を築いたのかを紹介していきます。
資産を築いた手順
- 節約
- 固定費の削減
- 節約を習慣化
- 年間100万円貯めることを目指す
- 投資
- 節約で貯めたお金を投資にまわす
- 最初は少額の投資で投資体験
- 投資で資産が増えることを実感する
- 稼ぐ
- 投資にまわせるお金を稼ぐ
- やる気が続くかぎり働く
「節約・投資・稼ぐ」を常に意識をして資産形成をしていました。
節約で貯めたお金を投資にまわし、投資で資産が増えていくのを実感する。
「お金がお金を生む」状態を実感することで、稼ぐためのモチベーションが上がる。
稼いだお金をさらに投資にまわし、資産が増えるスピードが加速するといった感じです。
それでは、各項目について詳しく紹介していきます。
節約
まずは節約についてです。
私の場合は10代の頃から節約が身についており、毎年100万円を貯めることができていました。
資産3000万円でFIRE(不労所得のみで生活)できているのも、節約による固定費の削減ができているおかげです。
参考までに、私の毎月の支出を紹介します。
- 生活費
- 家賃 63000円
- 水道 3000円
- 電気 6000円
- ガス 6000円
- 通信 家賃に含まれる
- 携帯 2000円
- 日用品 1500円
- 食費
- 朝飯 なし
- 昼飯 15000円(500円×30日)
- 夕飯 15000円(500円×30日)
- 娯楽
- 温泉 3000円(750円×4回)
- AmazonPrime 500円
- 合計 115000円
一人暮らしを始めてからはずっとこれくらいの支出です。
毎月12万円の支出であれば、手取り20万円の仕事で年に100万円貯めることができます。
支出が少ない生活を習慣化することで、少ない資産でFIREが可能になります。
また、最近はAmazonPrimeなどの動画見放題サービスがたくさんありますし、スマホゲームも基本無料のものばかりなので、お金をかけずに楽しむことができる娯楽が充実しています。
外が暖かければ街を散歩するのもよいですし、私は温泉が好きなので毎週近くの温泉に通っています。
温泉ほどコストパフォーマンスにすぐれた体験はないです。
生活費を抑えることに注力するよりも、お金のかからない娯楽を見つけるほうが、無理なく節約が可能になります。
投資
次に投資についてです。
最初に、私がどのような投資をしてきたかをを紹介します。
- WealthNavi(ウェルスナビ)
- 月1万円の積み立て
- 半年後に解約
- 楽天証券
- 国内の優待株・高配当株を購入
- 随時売却中
- 楽天証券
- 海外ETF(VTI/VYM/SPYD)を購入
よくわからない英語がでてきましたが、完全に理解する必要はないです。
海外ETF(VTI/VYM/SPYD)というのはアメリカの複数の会社に投資ができる投資信託のことです。
現在は投資を始めて4年になるので、自身の投資スタイルにあった投資先を選んでいますが、最初はそもそも投資がどのようなものなのか分かりません。
「投資=悪いこと」のイメージが強く、拒否反応もありましたし、調べても見慣れない単語が多いので投資を始めることを躊躇していました。
そのため、私が一番最初に投資を始めたのは「WealthNavi(ウェルスナビ)」という全自動で投資をしてくれるサービスです。
このサービスも最初は怪しいと思っていたので、最初は月に1万円を積み立てるコースを契約し、様子を見ることにしました。
様子見ではありましたが、毎日資産のレポートを見るようになり、「WealthNavi(ウェルスナビ)」が何に投資をしているのか、また自動的にどのようにバランスをとるのかを知れたのはとても有意義なことでした。
「WealthNavi(ウェルスナビ)」で投資を学び、自身で株式(投資信託)を購入したくなったため、「WealthNavi(ウェルスナビ)」は半年ほどで解約をして、楽天証券を開設しました。
現在は海外ETF(VTI/VYM/SPYD)からの配当金で生活をしています。
やはり、何かを始めるときは、小さな一歩でもいいからスタートをすることが大事です。
この「WealthNavi(ウェルスナビ)」に月1万円を積み立てることで投資人生のスタートをきり、4年後に3000万円の資産を築くことになります。
稼ぐ
最後に稼ぐについてです。
何故、稼ぐことが最後なのかは明確な理由があります。
それは、私が一番稼ぐことが苦手だからです…
私は高校を卒業後、一度も正社員になっておらず、30代になってもフリーターのまま生きています。
毎月の支出も多くないため、毎月20万円を稼ぐことができれば貯金もたまっていく状態で、危機感はありませんでした。
つまり、稼ぐことのモチベーションが低い状態で生きてました。
しかし、投資を始めることで状況が一変します。
「お金がお金を生む」ことを知ったからです。
「お金がお金を生む」というのは以下のような流れです。
- お金で株式(投資信託)を買う
- 株式(投資信託)から配当金を貰う
- 貰った配当金で株式(投資信託)を追加で買う
- 追加で買った分が上乗せされた配当金を貰う
- 繰り返し
金融の世界では「複利」ともいいます。
「複利」の効果を実感するためには1000万円以上の資産が必要ともいわれていますが、まずは仕組みを知ることが大事です。
今まで働くことでしかお金を得ていなかったので、「配当金」や「複利」の仕組みにとても興味をもちました。
今までと同じように最低限働き、同じ生活を繰り返すのか。
少しの期間がむしゃらに働き、今までと違う生活を手に入れるのか。
答えは決まっていて、投資を始めた年から年収が2倍以上になるほどがむしゃらに働きました。
短期間で給料が上げるのは難しかったので、仕事を2つ増やしてトリプルワークの状態になります。
しかし、稼ぐことのメリットが明確であるため、モチベーションが高く、以前の働き方よりも健康的な生活ができました。
ちなみにトリプルワーク時の年収は800万円位で、内訳は以下の通りです。
- 本業コールセンター
- 勤務時間 週5日 8時間+残業
- 収入 月35万円
- 副業コールセンター
- 勤務時間 週2日 8時間+残業
- 収入 月10万円
- ウーバーイーツ
- 勤務時間 毎日 3時間
- 収入 月10万円
- 合計 月55万円
今思うと働きすぎですね…
まとめ
以上の「節約・投資・稼ぐ」を続け、投資を始めた2019年の4年後にあたる2023年に3000万円の資産に到達しました。
最後に投資を始める前と後の収支の変化について紹介します。
- 投資を始める前
- 収入 月20万円
- 支出 月12万円
- 余剰金 月8万円を貯金
- 資産 700万円(34歳時点)
- 投資を始めた後
- 収入 月55万円
- 支出 月12万円
- 余剰金 月43万円を投資
- 資産 3000万円(37歳時点)
現在は仕事を辞め、配当金と生活に足りない分を稼ぐ程度のウーバーイーツをして生活をしています。
配当金を再投資せずとも、資産は少しずつ増えていく可能性が高いため、いずれ完全に配当金のみで生活ができるようになる予定です。
私は少しでも早く配当金生活がしたかったので、一定期間がむしゃらに働くことがありましたが、紹介した方法は時間をかけることで誰にでも実現が可能な方法です。
このブログでは、年収300万円の30代フリーターだった私がどのようにして配当金生活ができるようになったかを紹介していきます。
このブログが誰かの力になることがあれば、とても嬉しく思います。
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