【実体験】30代高卒フリーターが年収300万円から年収800万円へ上げた方法

私が実際に年収300万円から年収800万円へ上げた方法を紹介します。

学歴や資格などは一切不要で、やる気があればほとんどの人が再現できる方法だと思っています。

働くこと以外にやりたいことがある人や、FIRE（配当金生活）に興味がある人に参考になれば幸いです。

年収を上げた方法

結論からお伝えすると、方法は「仕事の数を増やすこと」です。

誰でも思いつく単純なことですが、私のように高卒フリーターで何の資格もない人にとってはこれしか思いつきませんでした。

しかし、仕事の数を増やすことで年収が大幅に上がるのも事実です。

実際に1年以内に年収を500万円上げることができたので、どのような働き方をしたのかを具体的に紹介します。

どのような仕事を選んだか

まず、どのような仕事を選んだかについてです。

仕事を2～3つ掛け持ちすることになりますが、すべて肉体労働、または知能労働だと疲れてしまいます。

そのため、私は知能労働を2つ、肉体労働を1つの合計3つの仕事を選びました。

仕事で使う部分を変えバランスをとることで、トリプルワークでも心身に負担をかけ過ぎずに生活が可能です。

私が選んだ仕事の内容は以下の通りです。

1つ目の仕事

1つ目の仕事はコールセンターです。

元々コールセンターで働いていたので、メインは慣れている仕事を選択しました。

ただし、働いていた勤務先の年収が300万円ほどだったので、給料が高い会社へ転職をしています。

時給が400円高い会社へ転職しましたが、なんと仕事の内容は簡単になりました。

時給が高いほど仕事は楽になるとよく聞きますが、本当だったのが衝撃です…

「時給が低い会社　＝　社員に還元できないほどせっぱ詰まっている状態」なのかもしれませんね…

仕事の内容が楽なので、月45時間の残業も負担が少なかったです。

もちろんすべての仕事が当てはまるわけではないですが、「高時給は仕事内容がきつい」という先入観は捨ててしまってといかと思います。

2つ目の仕事

1つ目のコールセンターが平日出勤だったので、土日祝日のみ出勤の仕事を探しました。

条件が絞られることで時給が低い仕事が多かったのですが、比較的高時給のコールセンターが見つかったので、2つ目の仕事もコールセンターになりました。

1つ目のコールセンターとは取り扱うサービスが異なるため、意外に気分転換になる時間でした。

土日祝日は偉い人が出勤していないのも、メリットのひとつかなと思います。

2つ目の仕事の詳細は以下の通りです。

時給1850円の1つ目のコールセンターよりきつい仕事内容でしたが、残業も少なく週2日だったので問題なかったです。

本当に「高時給　＝　きつい仕事内容」と先入観があった過去の自分に教えてやりたいですね。

私の場合は1つ目の仕事が平日のみの出勤だったので、2つ目の仕事を探すが簡単でした。

仕事の掛け持ちは勤務日の条件が一番ネックになりますので、1つ目の仕事は出勤する曜日が決まっている仕事を選ぶのがよいでしょう。

3つ目の仕事

3つ目の仕事はフードデリバリーのウーバーイーツを選びました。

すでに2つのコールセンターで毎日日中は働くことが確定しています。

空いている時間はコールセンター退勤後の夜しかないため、出勤することが完全自由の仕事を選択する必要がありました。

ウーバーイーツはアプリのボタンひとつで稼働することができますので、副業を探している人にはぴったりの仕事だと思います。

また、私にとってよかったのはウーバーイーツが肉体労働だということです。

毎日コールセンターで知能労働をしているので、仕事終わりに自転車で身体を動かすことができるのはとても気分がよかったです。

オフィスワークで運動不足の社会人には、「運動＋副業」ができるウーバーイーツがおすすめです。

ウーバーイーツで稼いだ金額は以下の通りです。

常時配達をしているわけではないですが、稼いだ金額を稼働時間で割ると時給は約1200円でした。

ほぼ毎日仕事終わりに3時間ほど稼働をして、体力がなくなったら帰宅をします。

ちょうど3時間くらいが体力の限界だったので、1日通して稼働している人は本当にアスリートだと思います…

仕事内容のまとめ

紹介した3つの仕事をまとめます。

こう見ると休みがないように見えますが、実際仕事がまったくない日はほとんどありません。

ただし、「休日がない　＝　体調が悪くなる」にはなりませんでした。

実際、年収300万円の働き方をしていた時よりもあきらかに体調はよかったです。

ポイントは肉体労働と知能労働の仕事をバランスよく選んでいたことと、複数の仕事をしていることでひとつの職場での悩みが大きくなりすぎなかったことだと思います。

ひとつの仕事しかしていない場合、どうしてもその職場での悩みが大きくなってしまいますからね…

私が実際に年収を上げた方法については、以上となります。

モチベーションの維持

ここまでは年収を上げた具体的な方法について紹介をしてきました。

ここからはトリプルワークをしている最中のモチベーションの維持についてお伝えをしていきます。

年収を上げたいと思ったきっかけ

年収を上げたいと思ったきっかけのひとつに強烈な「劣等感」があります。

投資をしていくなかで特に重要なのが「投資をはじめた年齢」と「年収」だと感じていました。

私はリスクをとるのが苦手なので、短期で売買を繰り返すような投資には向いていません。

「長期・積立・分散」の投資の大原則にのっとり、S&P500のような優秀なインデックスにひたすら積立をしていく投資が好きです。

そうなると、できるかぎり若い頃に多くの金額を投資することが重要だと思ったのですが、投資の情報を集めるためにはじめた「Twitter」でショックを受けることになります。

当時の私は34歳だったのですが、「Twitter」で関わる人には20代前半で年収が倍以上の人がたくさんいました…

勉強も就職活動も頑張らずに自由に生きてきたので、年収は低くなるのは当然のことです。

生活する上でお金はあまり必要なかったので、今までは年収が低いことに「劣等感」は感じていませんでした。

しかし、投資を始めてからは投資に回せる金額の大事さに気付いたため、年収が多い人に「劣等感」を感じるようになってしまいました…

「今からでも何かできることはないか…」と少しでも年収を上げることを考え、たどり着いたのが仕事を増やすことでした。

モチベーション維持の考え方

家族や友人にもよく聞かれるモチベーションの維持について。

簡単にいうと、「働くことのつらさ　＜　それで得られるメリット」になるかどうかです。

私の場合、トリプルワークをすることで得られるメリットには以下のようなものがありました。

まずは投資に回せる金額増えることでFIRE（配当金生活）に近づけることです。

正直年収300万円の状態であれば、FIRE（配当金生活）達成と年金受給が同じくらいのタイミングだったかもしれません。

また、投資を始めてから感じていた「劣等感」については、年収が上がることで少しずつ緩和されていきました。

実際にFIRE（配当金生活）ができている現在は、「劣等感」は完全になくなりました。（副作用としてもうトリプルワークなんてできません…）

最後に、仕事を通じてさまざまな人と関われること。

今となってはこれが一番のメリットでした。

素敵な人たちとの出会いはお金なんかと比較にならないことだと思っています。

トリプルワークを続けるつらさなんて、これらのメリットに比べると些細なことです。

モチベーションを維持するポイントとしては、毎日メリットを明確にイメージできているかだと思います。

私の場合は「Twitter」で同じ考えの人をフォローしたり、その人のブログを読むことを日課にしていました。

人は何もせずにいると楽な方に流れてしまう生き物だと思いますので、意識して目標に近づける習慣を手に入れることをおすすめします。

まとめ

最後に年収を上げた方法とモチベーションの維持についてまとめます。

この記事では実際に私が年収300万円から年収800万円へ上げた方法を紹介しました。

学歴や資格などは一切不要なので、やる気次第でほとんどの人ができる方法だと思います。

毎日のように働きづめになるので、強烈なやる気が必要ではありますが、私にとってFIRE（配当金生活）にはそれほどの魅力がありました。

なお、現在はやる気がありませんので、トリプルワークどころかひとつの仕事でさえやり遂げる自信がありません…