配当金生活におすすめ!高配当ETF「VYM」の配当利回りや増配率

VYM

経費率(1年間に支払う手数料)が業界最低水準のバンガード社の高配当ETF「VYM」

高配当ETFは他にも「SPYD」や「HDV」がありますが、配当だけでなく株価も安定しているのが「VYM」の特徴です。

楽天証券やSBI証券のETFランキングでも、常にTOP5あたりにある人気ETFです。

私の保有ETFの主力でもある「VYM」について紹介をしていきます。

この記事でわかること
  • 現在のVYMの配当利回り
  • これまでのVYMの増配率
  • VYMのメリット・デメリット
この記事を書いた人
眼鏡をかけた硬貨のキャラクター
アパマス(Twitter

投資歴5年

コールセンター歴13年

37歳で会社を退職

現在は配当金で生活

目次

VYMの概要

まずは「VYM」の概要です。

略称
正式名称
運用会社
銘柄数
経費率
配当利回り
VYM
バンガード高配当利回りETF
バンガード社
440社
0.06%
3.23%
2023/3/21時点

正式名称にもあるように、米国株式市場のなかで高い配当利回りの銘柄に投資をしています。

「VYM」の強みは0.06%という格安の経費率と440社への分散効果です。

高配当ETFは「S&P500」などのインデックスETFに比べ経費率が高くなりがちですが、「VYM」はインデックスETFとほぼ変わらない水準の経費率で運用されています。

仮に100万円を「VYM」に投資していた場合、1年間に支払う手数料はたったの600円です。

格安の手数料にもかかわらず、400社を超えるたくさんの銘柄へ分散投資がされていることが人気の理由です。

配当利回り

直近の配当利回りは「3.23%」です。

配当利回りの計算

基準価格:102.2ドル(2023年3月21日時点)

直近1年間の配当金:3.3068ドル

計算式:3.3068÷102.2=0.0323

「VOO」などのインデックスETFの配当利回りが約「1.5%」であることを考えると、「3.23%」は十分高配当といえるかと思います。

増配率

グラフ

高配当ETFへ投資をしていくなかで、私が重要視しているのが増配率です。

もし保有しているETFが増配ではなく減配をした場合、いくら配当金をもらっていても資産は増えづらくなります。

また、減配した場合は投資家からのイメージは悪化します。

ETFが売られることで基準価格も下がり、悪いサイクルが始まってしまいます。

増配の場合は投資家からのイメージがよくなりますので、そのETFがさらに買われやすくなります。

増配率については、直近の配当についてと過去の配当についての2パターンを紹介をします。

直近の増配率

直近の増配率は「+8.3%」です。

増配率の計算

直近の配当金:0.7172ドル

前年同月の配当金:0.6622ドル

計算式:0.7172÷0.662-1=0.0830

過去の増配率

過去の配当については年単位で紹介をします。

配当金増配率
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
3.2518
3.0961
2.9061
2.8418
2.6492
2.4011
2.2060
2.1490
1.9080
1.7490
1.5930
1.3270
1.0910
1.1680
+5.03%
+6.54%
+2.26%
+7.27%
+10.33%
+8.84%
+2.65%
+12.63%
+9.09%
+9.79%
+20.05%
+21.63%
-6.59%
参考:インカム投資ポータル

2010年に減配をしていますが、それ以降はすべて増配しています。

過去の増配率の平均はおおよそ「+8%」となっており、直近の配当の増配率とほぼ同じでした。

「+8%」という数字があまりピンとこないかと思いますが、皆さんの年収が毎年「+8%」ずつ上がるかで考えると、とても難しいことだと分かるかと思います。

私が「VYM」を中心に積立投資を続けているのは、配当利回りよりも安定した増配の実績があるからです。

まとめ

最後に「VYM」のメリット・デメリットについてまとめます。

メリット
  • 440社もの銘柄へ分散投資ができる
  • 年間の手数料が「0.06%」の低水準
  • 「3%」を超える高い配当利回り
  • 毎年安定して増配を続けている
デメリット
  • 購入するためにドルを用意する必要がある
  • 配当金が出るたびに米国で10%の税金がとられる

デメリットについて、「VYM」というよりは米国株(ETF含む)すべてに当てはまる内容です。

米国株(ETF含む)の購入にはドルの用意が必要ですが、楽天証券やSBI証券では格安の為替手数料でドルの購入が可能です。

この記事では私の主力ETFのひとつ「VYM」について紹介をさせていただきました。

アパマス

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば、とても嬉しく思います!

VYM

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